吟 後篇

中野市、吟の続き。


岩魚の塩焼き



そういえば、経験上、長野の会席料理屋で、川魚の塩焼きに出会った記憶がありません。東京なら良くありますが。なのでそういう意味で新鮮です。


鴨肉とズッキーニの炒め物



今までの流れをガラッと変えるお料理。取り分けスタイルの中華料理が出てきました。


鱧の炊き込みご飯



薄味の炊き込みご飯。これに吸い物と香の物が付きます。



最後の甘味




ただの水に見えますよね?そうですただの水です。近くの沸き水を固めた物です。それに蜜を掛けます。斬新なデザートです。



コチラのお店、自分が今まで行ったお店の中で一番辺鄙な場所にあります。この立地で10年以上続けられているのは本当に凄いことだと思います。

ご主人も気さくで、カウンターに座れば、ご主人のトークを楽しめるのではないでしょうか。残った炊き込みご飯も持ち帰り用に詰めて頂きました。とても親切なサービスだと思います。


ごちそうさまでした。

  


2011年09月01日 Posted by kojin at 18:07Comments(0)日本料理

吟 前編

中野市の日本料理屋、「吟」に行ってきました。コチラのご主人は、京都の名店菊乃井で修業された方です。長野のお店でここまで有名なお店で修業された料理人はあまりいないと思います。

今回、注文したのは5500円のコース。


ます先付け

鱧皮ともずくの酢の物



暑い夏の日の一品目として、さっぱりしていて良いですね。


八寸



サンマの寿し、稚鮎の南蛮漬け、枝豆、粟麩、山桃、南瓜そうめん。粟麩と寿しが特に美味。


お造り



マハタ、鯵、帆立、甘エビです。


穴子と茄子の揚げだし



アナゴも美味しいし、出汁が美味しい。長野の会席料理やさんは、この時期になると必ず、丸茄子をコースに組み込みます。丸茄子というのは長野特有ですからね。



後半に続く。  


2011年09月01日 Posted by kojin at 17:49Comments(0)日本料理